美術モデルの心得。お仕事を始める前に読みましょう

○挨拶はしっかりしましょう!

明るく元気に挨拶できれば、その日のお仕事の半分はバッチリです。

○制作者の望むポーズや雰囲気を汲み取れてこそ

実際にお仕事をする場所を「現場」といいます。現場は、自分のアピール場所ではありません。制作者の思い描くイメージ通りに表現できることが優れた美術モデルです。

その日は、与えられた役になりきりましょう!セリフがないので、体で表現しますが、エキストラではなく主役です。横顔だったら横顔で、背中なら背中で演技しましょう。

おいしいと悦が入った横顔だとか、哀愁が醸し出された背中とか、人の様子を見て気付く仕草を日々研究すると良いです。間違いなく必ず上達します。

また何度か同じ制作者に依頼されることがあります。何度か共に制作させていただいていると、最初の頃より意思疎通ができるようになり、何をイメージしているか近付いていけるようです。

とは言っても、たまたま制作者と意気が合って最初からできるモデルもいますが、初対面はスムーズに応えにくいのが普通ですので、できる限り制作者のイメージに添えるようにしてみましょう。

○絶対に体に触れさせてはいけません

イメージ通りに伝わらなくてモデルに触れても良いか確認した上で、指で肘の位置を修正されるくらいのことなら、目的もはっきり分かるので容認することもありますが、やたら触れてくるとか、緊張をほぐすためにアロママッサージをするなどNGです。

どんなにうまく言ってきても触らせたらアウト!そんな人がいたらその場ですぐに事務所に電話をしましょう!身の危険を感じたら、急いで外へ出てください。できることなら事後報告はダメです。

○お仕事当日に向けて気をつけること!

裸になるので、清潔にしてのぞみましょう。女性の生理は、タンポンの紐を少し切って中に入れて隠してもらうか、心配なら海綿を濡らして絞って中に入れてもらうと大抵は大丈夫です。

量が多い日は海綿の方がいいかなぁと思います。休憩時間に急いでタンポンを変えて、ウェットティッシュで綺麗にしてとバタバタすると本人が大変で、こちらが心配になります。

もし何かあっても周りの人達が助けてくれるので、安心してください。生理中はお仕事したくないという人は、生理が来そうな週を事務所に報告して避けてもらうと良いです。

会場の場所が看板もなく分かりにくい場合があるので、余裕を持って出発しましょう。

個人アトリエや企業だとそうはいかないですが、クロッキー会などの大きな会場ですと、理想は30分〜1時間前には会場入りするのが理想です。その会場の雰囲気に慣れて、自分らしいお仕事ができるようにするためです。

また開始時間ギリギリに行くとモデルは服を脱ぐなど準備があり、開始時間に間に合わなくなるので、早めに着くようにしましょう。

遅刻厳禁!制作者は、決められた時間内でタイムテーブルを作っています。遅刻すると予定していた内容が遂行できません。お金が発生しているので時間は守りましょう。

プロの美術モデルとして、どんなに魅力的に成長するか楽しみです。