Authorbluefish2017

芸術に正解がありません。表現することをやめないで!

芸術は、認められるとお金になります。それがいつなのか分からないし、続くのか分からないし、そもそも来るのか分からない。それが心が折れてしまいそうになるところです。

好きなら続けてください。無責任で偉そうなことを言っていますね。すみません。でも全く別の仕事をしたとしても、細々とでも続けてほしいです。

表現できること、それを見てくれる誰かがいることって、誰でもできることではないんです。辞めてしまったら終わりです。またいつでも始められますが、続けることが大切なんです。

○認められるって何?認められるって正解したわけじゃない

その作家の作品がたまたま観に来た人の感性にマッチしただけ、人気が出たなら気に入ってくれた人が多かった、その時代にフィットしただけです。自分の感性で作った作品が、多くの人といつも共感していたら、逆に怖いです。

固定のファンができているなら理解できますが、それまでは自分の思うがままに作るのか、商業用に要望にいかに応えられるように作るのか、あなたの決めたことはすべて正解だと思います。

何がヒットするかなんて誰にも分かりません。仕掛けを作って商業的にアプローチすればヒットすることもありますが。

○今活動しているならそれはとても愛しいことです

活動することが苦になっている人いますか?身を削ってまで生活しているなら、何か解決策を講じる必要がありますが、今活動できていることは、とても愛しいことなんです。

活動をやめてしまうと気付きます。失って初めて気付く…。活動中の人は、好きならぜひ続けてほしいです。自分の表現したものを自由に発表できる場なんて、社会にそうありません。

○一旦やめると前と同じ状況には戻れません

いつでも戻れそうな感じもしますが、期間が空くと周りにいた人達が入れ替わっていたり、客層も変わり、自分のスキルも落ちています。そうなると、以前に増してよほどの打たれ強さが必要になります。

どうしても今の状況から距離を置いて、自分の作品を見直したいとか、スランプやパニックで1度離れたいという時は、1度休んで、まだ修正がききそうなうちに再開すると、新しい流れの中でスタートできるかもしれません。自分のスタンス次第と言われればその通りです。

ですが、次々と才能ある人達が溢れる甘くない世界ですので、辞めてさらに苦境に立たなくてもいいかなぁと思います。

○続けることが縁を作ったり得るものが大きくなります

自己満足でも、継続は力なりで、何かしら力となって返ってきます。ご縁のおかげで、芸術以外のことでも良い繋がりに発展することもあるでしょうし、ひょんなことから面白そうなイベントに声をかけてもらうことだってあるかもしれません。

芸術1本で頑張っている人は、辛い時、他に気持ちを分散しづらいでしょうが、あなたの周りには支えてくれたり応援してくれている人がちゃんといます。

ご家族だったり、友人、芸術仲間、取引先、クロッキー会などのメンバー、主催者、美術モデル、その事務所など、気付いていないところにもいることを忘れないでほしいです。

プロのアーティストになれる日まで応援しています。表現することを飽きるまで楽しんでください。

日本の伝統文化!現代の浮世絵師になりませんか?

浮世絵は江戸時代に始まった木版画です。海外でも浮世絵がブームになっているようで、時代も国をも超えて根強い人気です。

定番の葛飾北斎や歌川国芳などの作品は、現在でも展覧会が開かれたり、文具に印刷されていたりもして、日常生活の中で目にすることがあります。では、現代の浮世絵師は存在するのでしょうか?

日本の伝統文化の技術を継承して後世に伝える人になりませんか?

○伝統を受け継ぐ職人が足りない!

日本におけるどの業界も後継者不足で困っているところが多いと思います。現代では、無理矢理連れてきて今日からこの仕事をしろというわけにもいきません。

後継者が見つからなければ、自分の代で終わらせる選択をするしかなくなります。どんどん職人の人口が減っていって、もう1軒しか存続していない事態になると、そこが終われば世の中から1つ文化が消えてしまいます。

職人の減少は仕事がないことが原因です。ですが近年、仕事を増やして浮世絵を残そうとする団体が立ち上がっています。今まで続いてきたのにはわけがあるんです。誰も真似できない誇れる職人技を受け継ぐ人は、あなたかもしれません。

○浮世絵は3人の職人の力を合わせて作られます

1人じゃないんです。浮世絵の制作には、絵師と彫師と摺師(すりし)で構成されています。現在、浮世絵専門の絵師はいないそうです。

浮世絵とは風俗画です。今を描いた絵なんです。今を描けばいいんです。その発想から、現代美術の仲間入りをしてきています。アーティストとコラボした浮世絵は日本のPOP画のようです。

浮世絵は、職人達の力によって次の担い手に働きかけ進化しています。職人達の高齢化もあり、リアルな技術を勉強できる時間も限られています。

○浮世絵の制作手順を説明しましょう

木版画の錦絵のことをいいます。絵師が下絵として墨で絵を描きます。この絵は線描きです。彫師は、その下絵を裏返しに版木に貼り、主版(おもはん)を彫ります。

主版を墨摺りし絵師に渡し、絵師は各色毎に指示を書き、細かな柄などを描き入れます。絵師の指示通りに彫師は色版を作り、摺師がこれを摺ります。葛飾北斎や歌川国芳などは絵師の名前が残っているだけで、現実は3人の共同制作になります。

○浮世絵はお化けやサスペンスも!案外今でも面白いです

当時の雑誌的感覚だったので、怪談のお話だったり、風刺だったり、どこかに笑いを混ぜているものも多いです。浮世絵といえば春画も多いですが、ただただエロスなわけではなくて、そこにも笑いを潜めていることもあります。

江戸ジョークなのか、シュールな笑いは関東のセンスの基礎なのか、今でも通用する部分があります。デザインのインパクトもかなりのセンスで、現代版が見たいと思ってしまいます。

○浮世絵の継承を支援している団体を幾つかピックアップ

「浮世絵プロジェクト」ロサンゼルスと東京に本社を持つ株式会社三井ミュージック。
「アダチ版画研究所」浮世絵技術を継承する職人集団。
「浮世絵工房」一般社団法人 萌生堂。浮世絵の伝統を継承しながら現代の旬なものとコラボしています。
「国際浮世絵学会」前身が日本浮世絵協会。研究、保存、普及、国際交流を目標にしている。

浮世絵の職人のバトンを繋げて、現代アートの1部として大きく再デビューするのでしょうか!

現代だからこそのオフ会。人脈が仕事のチャンスの可能性を広げる!

人との繋がりを大切にしてください。その繋がりが細々とでも繋がり続けていれば、どこかで仕事の話に発展するかもしれません。どんな仕事でも共通のことですが、殊に絵画等においては、人との繋がりが途切れないように大切にすることをお勧めします。

展示会に来てくれたお客様の繋がりは当然のこと、横の繋がりもあると良いです。1人で悶々と孤独にくじけそうになった時、励ましてくれる仲間がいると乗り越えやすくなります。

インターネット社会の現代では、共通の話題でできたグループがいくつも存在します。人脈を作る手段としては使わない手はありません。オフ会のメリット、デメリットを説明します。

○共通の話題の中で出会えるため専門的な人たちと繋がれます

画家志望、イラストレーター志望、美術モデルなど同じ職業や、同じ悩みを持つ者同士で意見交換の場が盛り上がります。その先の先の先の人があなたにとって将来に繋がる人かもしれません。

SNSの中に自分の気になるグループがあれば、そこのトークに参加しましょう。気になるグループがなければ、自分が作り賛同する人を呼びましょう。

まとまってきたら、1度リアルに顔合わせすればいいのです。1度もあったことがなく顔が見えない状態でいるより、実際に会う方が長い付き合いができるし、1人1人が責任を持った行動ができると思います。

単純に、いつも画面上でしか話したことのない人に会うと、こういう感じの人なのか!と新鮮な楽しさもありますね。仲間でありライバルである人たちです。応援しあえるようになると良いですね。

○オフ会に潜む危険を防ぐために気を付けたいこと!

インターネットと携帯電話が普及して、知らない人とも気軽にやりとりできて簡単に会えるようになった反面、危険を防ぐ対策が進んでいるわけではありません。

無理にオススメしていないので、嫌なら行かないことです。もしも行こうと思うなら、そのオフ会の過去のレビューなどをチェックしたり、そのメンバー同士のやりとりが真面目なものかチェックしたり、当日友人と一緒に参加するなど対策をしましょう。

実際に会ってみて、すぐ連絡先を交換するのではなく、何度か会ってから交換してもいいと思います。連絡方法は、今までのやりとりしてきた方法があるので困ることはないでしょう。

○似た物同士が集まるからこそ出来ることの可能性が高まります

厳選された同じ目的の集団なので、その中で何か企画をすると、相乗効果で思いがけないものが出来上がる可能性があります。高め合える者同士だから新しい気付きもあることでしょう。やってみる価値あります。

○「オフ会 美術」の検索だけでもいろんなサークルがヒットします

一般向けには美術館へ一緒に行こうというものが多くヒットします。1人では寂しいからとか、本格的にホームページがあるものまであります。

PixivなどのSNSを活用すると、より絞られたメンバーが集まりそうですね。facebookも使えます。プロの画家や写真家などのアーティストがページを持っていることも多く、どんな活動をしているのか見たり、質問にもしかしたら返してくれたりするかもしれません。あくまで迷惑をかけないこと!mixiもtwitterも健在です。

近頃の芸術家たちはネット社会に比較的詳しいです。SNSではありませんが、「Tumblr(タンブラー)」のブログも見てみてください。

その会の雰囲気に合わせて出す出さないを決めればいいですが、名刺を作っているなら渡すタイミングです。自分流の名刺を作って、話題のきっかけにする人もいます。

イラストレーターの仕事をもらうために必要なこと

インターネットが普及し、営業(自分の売り込み)活動が大幅に楽になりました。パソコン、スマートフォン、タブレットなどの発展と比例して、イラストレーター需要も志望も高まりました。

イラストレーターは溢れかえりライバルが増え、よほどの腕前と営業力が必要です。ここでは、イラストレーターになるには、何が必要か説明します。

○イラストレーターと名乗っていいのはいつ?

イラストレーターという資格はありません。どこかの会社に就職していてもフリーでも、イラストレーターの仕事で食べていけるようになれば、イラストレーターだと言えるのではないでしょうか。

とはいえ、自分がイラストレーターだと思えばイラストレーターで、単発のお仕事しかなくてもお金をもらっている以上、プロとしての責任があります。

自分がどの時点で、イラストレーターと名乗ることに自信を持って言えるかだと思います。仕事を継続させるポイントは、納期を必ず守ることです。修正を見越して早めに出しましょう。

○イラスト作成の腕以上に営業力が何よりも必要です

どんなに高度技術のイラストが描けても、お仕事をもらえなければ宝の持ち腐れです。インターネットが普及するまでは、会社に足で営業に行くほかありませんでした。

飛び込み営業もしている人も多かったです。これから活動しようとしている人は、この先飛び込み営業をすることがないかもしれません。飛び込み営業ってメンタルがズタボロになってすごく辛いんですよ。気分を変えてやってみるのもいいと思いますが、基本は電話かメールでアポイントを取ってから行きましょう。

今活躍している人達の多くは、インターネットもそんなに普及していない、もしくはない中、営業の苦しみを乗り越え、精神面も叩き上げられてきた人達です。

みんなイラストレーターになるという目的のために、イラスト以外のこともやってきたのです。そんな人達と一緒に働こうとするのですから、くじけてばかりはいられません!

インターネットでは、どこの会社がイラストレーターを必要としているか一目瞭然です。ですが、他のイラストレーター達にとっても一目瞭然です。ライバル達より自分を採用してもらえるものが必要になります。

その会社の求めているものに応えられるように会社の実績や募集要項などを必ず確認し、自分が会社側ならどんな人を望むのか考えましょう。その会社で採用されている人の作品を見ることができるなら、自分のものと何が違うのかを検証します。

○会社に就職した専属イラストレーターは安定の収入です

イラストレーターを抱えている会社は、イラスト作成の案件があると、当然そのイラストレーターに回します。そういう会社は公募しませんし、ここへ営業をしても、ほとんど0に近いほど採用されません。

○採用する時はイラストレーター歴が判断基準になります

イラストレーターを続けてきた年数が長い方が採用されやすいです。始めたばかりの人は、年数はどうにもならないので、何をしてきたのか答えられるように単発でもお仕事をして経歴をコツコツ増やしていきましょう。

○インターンシップ制度は利用しましょう

イラストレーターとしてアルバイト採用してもらえているなら、そのまま就職できる要件を確認しましょう。

また在宅ワークなどをメインにした仕事の仲介専門で、Woman&CrowdとかLancersなどのサイトも増えています。依頼主は企業から個人まで多種多様で、応募して採用されればお仕事開始という感じです。

金銭のやりとりは、そのサイトを運営している会社が統括しているので、たくさんの人と取引をしてもぐちゃぐちゃにならなくて便利ですよ。

アートを扱う仕事はどんなものがあるのでしょうか?

アートというと漠然としていますが、現実的にアートを扱っている仕事ってどんなものがあるのかご紹介します。ふと立ち止まると、至る所がアートなんです。

今あなたが見ているパソコンもデザイナーがいて作られているし、そのパソコンを販売するためのCMや広告、ホームページでもアートと関連のある何種類もの職業が関わっています。Web関係の急速な発展や、アニメや漫画の海外ブームやコスプレ、地方自治体のゆるキャラなど、アートと関係のある仕事がたくさんあります。

バルーンアーティストや空間アーティストなど、人口の少ないジャンルにアーティストいう仕掛けを作っている人もいます。アートに携わる仕事をしたい人へ、会社を探し始めるきっかけになれば幸いです。

○アートと言えば思い浮かぶ仕事を挙げてみました

イラストレーター、アニメーション、モーションキャプチャー、デザイナーなどの専門職。イラストレーターは不動の人気ですが、人気が高くなった理由の1つにスマートフォンのゲームキャラクラーの受注が増えたことです。カードバトルゲームでは、最低で1000枚くらいのイラストが必要だそうです。

挿絵や広告は元より、テレビの中のイラストも増えましたね。企業に入っても、腕に自信があればフリーでもいいと思いますが、お仕事を繰り返しもらうコツは期日を守ることです。

○専門職に就くならパソコン操作ができることが当たり前

エクセル、ワードのような一般的なものだけではなく、3DCGソフトやイラスレーターなど各職務に必要なものはマスターしておきましょう。フリーソフトがあるものもありますし、使い方は本やインターネットで調べられます。ウィンドウズも発達してきましたが、マッキントッシュもウィンドウズも両方使えるようにしましょう。

Web関連のものを挙げると、(Web)プログラマー、デザイナー、クリエイター、ディレクター、アートディレクター、コンテンツプランナー、プロデューサー、CGクリエイター、CGエンジニア、グラフィックデザイナーなどがあります。

DTP関連も(DTP)ディレクター、デザイナー、オペレーターがあります。DTPとはデスクトップパブリッシングの略で、出版物のパソコンを使った編集をいいます。

○一般の人の目に触れるほど急成長している業界

オリンピックの閉幕式で沸かせた次の開催地東京のプロモーションビデオは世界でも好評でしたね。プロジェクションマッピングも勢いがあります。ボディアートも日本に馴染んできました。一流の仕事でした。それぞれの国で言葉が違っても伝えることができるって感動します。

プロジェクションマッピングは、パソコンで作ったCGなどを建物などに投影するものを言います。東京駅や東京ディズニーランドや、結婚式にまで人気が高まっています。

プロジェクションマッピングを製作している代表的な方々は、「aircord(東京駅のに関わっている)」「NAKED Inc.(VOUGEのファッションショー)」「Daito Manabe(Perfumeなど)」がいます。この限りではありません。

3Dプロジェクションマッピングを事業にしている会社を探してみてください。PMAJ(Projection Mapping Association Of Japan)は日本のプロジェクションマッピング協会です。

○興味がなくても調べてみると面白い仕事に出会えるかも

ここではほんの一部しかご紹介できませんでしたが、自分で調べ始めると多数の職業に目移りします。自分で〇〇アーティストを作るもよし!好きになれるお仕事に巡り会えますように!

美術モデルの心得。お仕事を始める前に読みましょう

○挨拶はしっかりしましょう!

明るく元気に挨拶できれば、その日のお仕事の半分はバッチリです。

○制作者の望むポーズや雰囲気を汲み取れてこそ

実際にお仕事をする場所を「現場」といいます。現場は、自分のアピール場所ではありません。制作者の思い描くイメージ通りに表現できることが優れた美術モデルです。

その日は、与えられた役になりきりましょう!セリフがないので、体で表現しますが、エキストラではなく主役です。横顔だったら横顔で、背中なら背中で演技しましょう。

おいしいと悦が入った横顔だとか、哀愁が醸し出された背中とか、人の様子を見て気付く仕草を日々研究すると良いです。間違いなく必ず上達します。

また何度か同じ制作者に依頼されることがあります。何度か共に制作させていただいていると、最初の頃より意思疎通ができるようになり、何をイメージしているか近付いていけるようです。

とは言っても、たまたま制作者と意気が合って最初からできるモデルもいますが、初対面はスムーズに応えにくいのが普通ですので、できる限り制作者のイメージに添えるようにしてみましょう。

○絶対に体に触れさせてはいけません

イメージ通りに伝わらなくてモデルに触れても良いか確認した上で、指で肘の位置を修正されるくらいのことなら、目的もはっきり分かるので容認することもありますが、やたら触れてくるとか、緊張をほぐすためにアロママッサージをするなどNGです。

どんなにうまく言ってきても触らせたらアウト!そんな人がいたらその場ですぐに事務所に電話をしましょう!身の危険を感じたら、急いで外へ出てください。できることなら事後報告はダメです。

○お仕事当日に向けて気をつけること!

裸になるので、清潔にしてのぞみましょう。女性の生理は、タンポンの紐を少し切って中に入れて隠してもらうか、心配なら海綿を濡らして絞って中に入れてもらうと大抵は大丈夫です。

量が多い日は海綿の方がいいかなぁと思います。休憩時間に急いでタンポンを変えて、ウェットティッシュで綺麗にしてとバタバタすると本人が大変で、こちらが心配になります。

もし何かあっても周りの人達が助けてくれるので、安心してください。生理中はお仕事したくないという人は、生理が来そうな週を事務所に報告して避けてもらうと良いです。

会場の場所が看板もなく分かりにくい場合があるので、余裕を持って出発しましょう。

個人アトリエや企業だとそうはいかないですが、クロッキー会などの大きな会場ですと、理想は30分〜1時間前には会場入りするのが理想です。その会場の雰囲気に慣れて、自分らしいお仕事ができるようにするためです。

また開始時間ギリギリに行くとモデルは服を脱ぐなど準備があり、開始時間に間に合わなくなるので、早めに着くようにしましょう。

遅刻厳禁!制作者は、決められた時間内でタイムテーブルを作っています。遅刻すると予定していた内容が遂行できません。お金が発生しているので時間は守りましょう。

プロの美術モデルとして、どんなに魅力的に成長するか楽しみです。

流行りのボディアート!アートで繋がるコラボの輪

ボディアートは、ヌードになっている人の体に描きます。海外で流行り、日本に入ってきた新しい部類のアートです。日本人の文化や性格的に、裸で外に出るというイメージが先行して、受け入れられるのが遅れたように思います。慎みや恥の文化も素敵だと私は思います。

それはそれとして、今やサッカーの応援やお祭りなどで、一般の人も顔や手にアートを施す機会も目にするようになりました。一見人体に思えないほどの出来栄えをInstagramやユーチューブにアップして話題になる人までいます。人気のボディアートについて、説明していきたいと思います。

○ボデイアートはパフォーマンスアートです

ボディアートは楽観的な自由な印象を持つ人が多いかもしれませんが、西洋美術ではパフォーマンスアートの下位に位置します。パフォーマンスアートとは、作家自身の体を使ったアートのことを言います。

極端な例では、永遠に踊り続けるものや、火傷で肌がただれるまで日焼けをするなどあります。一般には、ボディピアス、タトゥー、そしてボディペインティングといった体を装飾するものです。

○日本ではボディアーティストと呼ばれる人達は少ないです

他のアーティスト人口と比べると少ないです。需要と照らし合わせると人口が増えすぎても困りますが、まだまだ少ないです。日本を代表するボディアーティスト達が年々着々と活動を広げているので、今後も可能性のある分野ではないでしょうか。

○ボディアートは音楽と映像と街と自然と花火とコラボし放題

人がいれば成り立つアートなので、ボディアート1つというより、何かとコラボさせたり抱き合わせにさせても華やかになりインパクトも生まれます。企業もビジネスと捉え始めプロジェクトを起こしているところもあります。

○流行りのボディアートはタトゥーペイント

本物の刺青ではなく、タトゥー風にペイントして落とせるので、気軽にオシャレ感覚で流行っています。サッカー観戦や海などイベント時に見かけるようになりました。大きくなったお腹に描いてもらうマタニティアートも人気ですね。

一般の人が参加できるアートという点も流行るポイントになっているのではないでしょうか。

○絵の具は水性、油性、ゴムのようになるものがあります

肌に長時間付いているものなので、改良されて極力肌に負担の少ないものになっています。水性、油性はその名の通りで、最新のものでは乾くと、ゴムのようになりピーと剝がせるものがあります。

肌が弱い人は、パッチテスト(皮膚の薄い腕の内側などで数分絵の具を付けてかぶれないかテスト)をします。

○ボディアートの大会が日本でもあるので見に行ってみましょう

ここで活躍するのが美術モデルです。ヌードに抵抗のあるモデルを使うより、アートに興味のあるモデルと一緒に作る方が楽しいです!とある会場で、アーティストと美術モデルは2人で、こっちの方がいいかもと楽しみながら作っていました。

ボディアートの他の芸術との違いは、保存できないところです。その瞬間をアートするので写真だけでは伝わらないライブ感を感じてください。

会場によっては、ニップレスを貼っているとか前貼り(ガムテープなどで下半身を隠す)をしているといえども、一般の人も自由に見れるものだと公序良俗に反すると嫌がられるところもあります。限られた会場で行われる大会やショーイベントに足を運んでみてはいかがでしょうか?

展覧会に出品したらどうなるの?どんな展覧会を選べばいいの?

展覧会や個展やコンテストなど、公募(一般から募集)しているものがたくさんありますね。あなたは出品していますか?創作したら人に見てもらいましょう。

どこに出品すると良いのでしょうか?なぜ出品することがいいのでしょうか?今回は絵画についての、そんな疑問にお答えしましょう。

○賞を取ることが目標?プロになるには?

企業や市、県、全国など規模の違う公募があります。何を判断基準に選んでいますか?賞を取ることが目的の人や腕だめしの人もいるでしょう。趣味として絵を描いている人は、これで良いと思います。どこかの街や美術館に飾られることもありますので、どんどんランクアップしていくのも楽しみです。

プロの画家は、自分の作品をどれだけ多くの人に見てもらえるかということに重点を置きます。プロは、狙わなくても大抵賞を取ります。目標は賞ではなく、自分の名前と作品を宣伝するために、集客が多くのぞめる展覧会に出品します。出品料が宣伝費といった感じです。

また有名な大きな展覧会で賞を取ると画歴(絵の履歴)が付き、活動するのに有利に使えます。今の自分の目的に合ったところに出品すれば良いのです。地方展でも、展示してもらえる場所が自分に必要だと思うなら、そこを選ぶと良いんです。

プロを目指しているのなら、あなたの絵が気に入った!という人に巡り会えれば、絵を買ってくれたり次の活動に繋がっていきます。

○3大ビッグネーム「日展」「二科展」「院展」とは?
有名すぎるこの3つの展覧会は、日本のトップの展覧会といえます。この展覧会の告知から期間中は、街中でも宣伝合戦になるので、絵を描かない人でも知っている人がいます。

全国からプロ、アマチュア問わずこぞって出品する展覧会です。この展覧会は、それぞれ日展、二科会、院展という美術団体のものです。なぜこんなに大きな団体が公募をするのかというと、将来的に運営をしてもらうために育てていることにもなっているのです。

○美術団体とは何でしょう?入っていると入選しやすいの?

前述の3つ以外にも色々な美術団体があります。美術団体は、どれも同じではなく個性があります。サークルと言ったら怒られるかもしれませんが、作風がそれぞれ違うグループといえば分かりやすいでしょうか。

各団体の展覧会に入選している人達の画風が、その団体の好みと言えるでしょう。自分がどこの団体の作風に合っているのかを探しましょう。会員になったら仲間になれるという安易な感じではなさそうですが、団体によっては派閥や人間関係など厳しいところもあるようです。

同じ団体でも地域で支部に分かれていると地域のカラーもあります。展覧会の審査においては、公正な審査をしていると言われています。

○展覧会をピックアップ!たくさんの公募があるので調べましょう

日美展:平成29年から第1回全国公募します。絵画部門と水墨画部門があります。
ル・サロン:フランスの4大歴史的サロン合同美術展の1つ。2回入選するとル・サロンの会員の審査を受けられます。金賞以上は無条件で会員です。
青木繁記念大賞西日本美術展:2年に1度の新人画家登竜門といわれる。
小磯良平大賞展:大賞賞金の高さに話題になります。
FACE(損保ジャパン日本興亜美術賞):名称を変えて審査基準も上がって次回があるなら第5回目です。

最初はもっと小さなところから始めても良いです。個展や路上販売以上に、効率良く知ってもらえて仕事につながっていきます。あなたの大切な作品をもっとみんなに知ってもらいましょう!

個展やグループ展を開催するまでの最低限必要なこと

個展やグループ展を開催することは1つの目標だったりしますよね。初めて企画している方、まずはおめでとうございます!開催するための最低限必要なことをご説明します。

個展やグループ展のメリットは、不特定多数の人に自分や自分の作品を知ってもらうことです。多くの人たちに来てもらうにはよく練られた準備をすることです。

デメリットは、自分だけの、グループならその少数人だけの力で集客しなければならないことです。全ては自分たちの計画次第で変わります。

初めての開催で、絵が売れるほど甘くはないでしょう。何度も出品して(公募なども)、来てくれた人の繋がりを大切にしましょう。ようやく覚えてもらえるようになるまで10年ということもあります。

10年!?と思われるあなた、大切な想いが詰まった開催を1つずつ効率よく成功させるように、しっかり計画しながら進めていきましょう。

○会場を決めて予約をしましょう

どこの会場にするか決めたら、会場に予約をします。希望通りの時期と期間が空いていればいいですが、空いていなければ待つか、他の会場にしないといけません。

時期も期間も場所も集客には1番重要です。季節もこよみも関係しますし、期間が短すぎても長すぎても客足が全く違います。場所も分かり難い場所だったり、ビジネス街なのか住宅地なのかというところでも変わってきます。

また会場によっては、審査があります。審査に受かるか受からないかは、その会場に合うか合わないかなので、もし落ちても今回は縁がなかっただけだと思って、落ち込まずにすぐに次を探しましょう!

無名の会場と有名な会場とでは、集客に差が出ます。見に来てくれる人が多いから絵が売れるということでもありませんが、人が来ないと始まりません。土日は挟み、平日も休みを作らない方がいいです。

○展覧会のテーマを決めましょう

テーマが決まっている展示は、見る側にとって見やすいです。グループ展であれば、一緒に展示する人と相談して決めましょう。会場の雰囲気は印象に残るものになります。

○予算を把握していますか?見積もりは自分で出しましょう

概算ではダメです。会場代を抑えるなら、公民館のような会場でしたら安いです。最近では無料のレンタルスペースもあります。

良い場所である程度のギャラリーを借りるなら、そこそこかかります。だいたい銀座の人気の会場は会場代高いです。集客がのぞめそうな会場のネームバリューを借りるコストと思うと妥当でしょうか。

その他費用としては、搬入搬出のための費用、額縁代(会場が指定している場合があり額縁が結構かかります。その他ギャラリーの規約必読)、吊り下げるワイヤーなどの機材、いるなら絵を飾る台、受付代、記帳用のブックと文房具、入り口の看板用のチラシ、今回の個展を解説するパネルや自己紹介パネルなど。

告知はSNSなど無料で使えるものは使いましょう。チラシやパンフレット、DMも必要なら。もし告知チラシが作れるなら、配る他に、お店によっては置いてもらえるところがあるので交渉します。

告知は最低でも1ヶ月前までにはしましょう。置いてもらえるなら、感謝の気持ちを何かしらで必ず伝えましょう。その他費用が、会場費と同じくらいかかったりするので、トータル金額に驚かないように見積もりします。

同じ展覧会は2つとないので、自分らしくやってみることです。しっかり準備して、第1回目の個展やグループ展を楽しんでください!成功をお祈りしています。

芸術の世界の住人は名刺も個性が表れるもの

社会人になると名刺を持ちますが、芸術家たちも名刺を持つ人がいます。名刺とは、自分がどんな名前で何をしていてご用がある時はここへ連絡してくださいという携帯出来る自己紹介カードです。

どんなに印象深い作品を見ても、人は名前を忘れることがあります。思い出したいのに忘れてしまったなんて、せっかくのチャンスも台無しです。

名刺があれば、忘れてしまっていても逆に思い出すこともあります。ああ!この人の絵は衝撃だったなぁまた見たいな。と、自分がいないところで、名刺が仕事をしてくれたりします。

仕事として活動するなら、名刺を持っていて損はないです。名刺に賛同されない人はそのままで良いと思います。芸術の世界は自由ですから。

これから作ってみようかと考えられているあなたへ、私の出会った素敵な名刺を少しご紹介します。

○さすが芸術家。個性だらけで誰1人同じ名刺の人はいない

手のひらサイズの1枚の紙で、自分を表現するって、これはこれで面白い作業です。受け取る方も、それぞれの個性が凝縮されていて、思わず「ほぉ!」と言ってしまうような、見て楽しいものです。

紙にもこだわって自分で手漉き和紙を作っていたり(これこそ世界に1枚しかない)、フリーのグラフィック関係の技術者はプラスチックに名前が浮かぶ仕掛けにしていたり、考えますねぇ。

○専門の画材を使って作成すると分かりやすいです

水墨画の人は、薄めの墨汁で濃淡のある筆跡で名前だけ書くのでも、水墨画を描いていますと紹介されると名刺を見ると容易に思い出せます。版画で作られた名刺も小さな作品を見ているようでした。

名前も「雅号(がごう)」といって画家や書道家等が使用する名前にするのも素敵です。

○パソコンに取り込んで刷りましょう

さすがに1枚1枚作るのは大変です。もちろん1枚ずつ手作りだなと分かるものが多いですが、配ることが多くなってきたらそうもいきません。

パソコンが苦手な人も、絵が完成したらパソコンに絵を取り込んで、インターネット上で宣伝する人も増えている昨今(著作権侵害されないように注意)、良い機会だと思って、チャレンジしてみても良いのではないでしょうか。

スキャナーを使ってパソコンに取り込むのが綺麗な画像になります。色合いや質感など気になるところですが、パソコンの画面によって実物と多少見え方が変わってしまうのは仕方がないので、自分のパソコンに取り込んだら補正などして調整しましょう。

色補正などイラスト系ソフトは、フォトショップが1番使えますが、機能が多くて大変ならフリーソフトもあるにはあるので用途に合わせて探してみてください。

○相手のことを考えましょう!名刺を作る際の注意点

受け取った人が名刺をしまった後に、絵の具とか素材がポロポロ落ちるようなのは、名刺入れやポケットがかわいそうなのでやめてあげましょう。

基本的には名刺サイズの大きさの方が、他の名刺と同じようにしまえるので、相手に負担がないです。名刺を見返す際にも、別に保管しなければならない大きさだと1人だけ存在を忘れられてしまいます。

○仕事用の連絡先を1つ作って記載しましょう

見栄えも大事ですが、連絡先はあった方が、お仕事の依頼はしやすいです。既に仕事を一緒にした安心できる人にしか渡さないなら、仕事相手とはもう連絡先を交換しているので問題ありませんが、初めましてと名刺交換をするなら連絡先がほしいです。

名刺をきっかけに話が盛り上がったり、新たな人脈が広がりますように!

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